1981-03-26 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
それから繭につきましては、衣料原料ということでございますが、この繭につきましては統計情報部調査どおり、農村雇用労賃をそのまま用いまして適用生産費を算出しておるということでございます。 繭生産費を組みかえ修正するに当たりましても、この統計情報部調査の労賃単価をそのまま使っておるというわけであります。そういう面から、先ほどお話がございましたような単価の差が生じておるということでございます。
それから繭につきましては、衣料原料ということでございますが、この繭につきましては統計情報部調査どおり、農村雇用労賃をそのまま用いまして適用生産費を算出しておるということでございます。 繭生産費を組みかえ修正するに当たりましても、この統計情報部調査の労賃単価をそのまま使っておるというわけであります。そういう面から、先ほどお話がございましたような単価の差が生じておるということでございます。
しかるに、三十五年後半には、経済の高度成長に伴いまして、国民の消費生活に変化を来たし、絹が衣料原料として最もすぐれた性質を有するので、成人式の振りそでとか、結婚式のけんらんたる式服、一般婦人の着物、男子の着物というように大いに用いられまして、生糸ブームが生じまして、生糸の需要は激増いたしまして、いまでは国内生糸の不足を来たしまして、四十三年度においては中共、韓国等から、原糸で二万俵、織物で二万俵の輸入
その理由は、我が国の国際収支を見ればわかりますように、それは甚だしく不均衡でありまして、その原因の最たるものは、食糧、衣料原料及び工業原料の輸入品の大きいのに対し、輸出すべき製品の少いことによるのであります。これの改善のために目先種々な対策も必要でありますが、根本的には、先ず食糧及び衣料原料の輸入を減らす一方、我が国独特の産業を振興させることが必要であります。
その理由は、わが国の国際収支を見ればわかりますように、それははなはだしく不均衡でありまして、その原因の最たるものは、食糧、衣料原料及び工業原料の輸入量の大きいのに対し、輸出すべき製品の少いことによるのであります。これの改善のために目先種種な対策も必要でありますが、根本的には、まず食糧及び衣料原料の輸入を減らす一方、わが国独特の産業を振興させることが必要であります。
問題は、私はこれが一番手取り早いやり方——、食糧の輸入をどうして食いとめるか、それからいま一つ大きなものは、衣料原料であります。いわゆる羊毛、綿花であります。この羊毛縮化と食糧が輸入の過半を占めているということであります。しかもこの羊毛、綿花はいわゆる合成繊維の発展によつて相当防遏はできる。だからこの二つとも国内産業によつて、国内産業に積極的な手を打てば相当輸入が防遏でき得る。
同時に衣料原料である繊維製品につきましては、これは堀木さんも御存じの通り、今日は大変に余り入り過ぎて、生産が上つて輸出が停滞しておりますので、紡績界その他繊維業界が困つている状況にあるぐらいに分量においてはしつかり確保されておる。むしろこれは入れられたものは相当外に出なければ困る状態にあります。
日本の国民経済を将来まかなつて行く上においても、衣料原料たる綿糸、綿布の問題、さらに御承知の通り、戰前において確保いたしました東南アジア地区における市場というものを確保する上においても、せめてこれを六百万錘くらいに上げなければならぬというあなた方の主張であり、われわれもこれにまつたく賛成してこれを考えたのです。
同時に衣料原料につきましては、簡單に申上げますと、今日はいろいろな事情から紡績関係は値が下つて困つておるが、操短でもしなければならんという形でやつておりますが、併しその操短をなさなければならんというほどに発展しておる現在の六百万錘の設備の拡充ということが、延いて国内に対する国民生活としての必需品、主要原料については、戰争直後二ポンド平均が今日では七ポンド平均の国民必要量を確保している。
ただこれは労働者と言わず一般国民大衆のためにやはり政府の施策としては、米価とか或いは国民大衆に必要な衣料原料である綿布というようなものについては、数量の確保なり価格についてできる限りの財政的な処置なり何か考えて行つて一部負担を軽減する方法をとつて行くのも一つの行き方ではないかと考えております。幸いにして綿布等につきましては今日マル公を近く割つて行こうかという状況であります。
政府といたしましてはでき得べくんば主食なり衣料原料である綿というような方面には、数量的に或いは、科学的に一部財政的の処置も考えたいということを一つ考えておりますが、それは昨日も私大蔵大臣と一緒に或る委員会に出て答弁したのですが、消費者米価の決定に対しては、できるだけこれは生産者米価の上つたと同じ程度に持つて行くということは何とかして避けたい、併しその方法については只今研究中でありますが、一部政府が何
それは避けたいと、そういう面については内需を確保するために処置をとりたいし、更にそれに関連して主食並びに衣料原料である綿というようなものに対しては、数量並びに価格についての施策をとつて民間の、この国民生活の安定という方向に施策をいたしたい。更に先ほど米価の点に触れられました。
○国務大臣(周東英雄君) 先ほど、従来の一番重点である主食の問題なり、衣料原料である綿製品等の問題については、数量的に、価格的に考えをいたしたい。而もそれについては予算の関係もあり、或いは一部ベース・アツプで補う分と、或いは減税の点で行う分と、或る分は値上げで行く分と、こういう点がありますので、今慎重に考慮いたしておる最中でありますと申上げた次第であります。
もう一つ特に考えられることは、いかなる場合においても、国民の主食あるいは衣料原料というものに対する関係は、物の数量の増加と、それからそれに対して、国際関係等の影響から、ある程度の財政的処理を必要とするかということは考えておりますが、ただ全般においてどのくらいに価格を押えるというために、価格統制あるいは公定価格制というような行き方はとらないつもりであります。
従つてそれに対する処置としては先ほど申上げました国民生活に対する必要な物資、殊に食料品、衣料、原料等に対する価格の安定数量の確保ということを十分考えつつ、生活水準の維持を図つて行くことが一つの行き方ではないかと、かように考えております。
この見通しは決してただ空論でなくて、私ども今後の日本の経済のやりかたにつきましては、基本は飽くまで国民生活の安定維持ということを中心にすべて考えて行く考えでありましてその一番大きな問題は、食糧、衣料原料の確保、数量の確保並びに価格について考慮を拂つて、それぞれ処置を付けようと思つておるのであります。
関係方面にはその意味において、食糧なり衣料、原料の輸入確保ということについては、特に力を入れて話合いを進めております。おそらく近く綿糸等の国内向けの量の確保については、従来よりもふえた量の確保ができると思う。そういう方向をとりつつ、民需を圧迫しないようにして輸出等のことは考えたいと思います。
私どもは食糧なり、国民の必要とする衣料、原料の数量的確保、また価格的、内政的処置というものをまず考えつつ、ともに善処して行きたいと考えておるのであります。繰返して申し上げますが、今あなたは前提を断定してかかつて、その矛盾をどうするかというお話でありますが、まだそういう具体的な話はありませんので、別に御心配はいらぬと思います。
、変らざるを得ない情勢ならば、それに応じて措置すべきであつて、我々は先ほど十二月、一月の関係においてはCPIが下つたということについて、一時的の関係においてとにかく收入は上つたとしても、価格の騰貴によつて実質的の收入が下つて来た、併しその間においてのCPIの食糧費の占める割台からその関係が変つて来たということはありますが、今後の状況によつてはそういう面があればあるほど、国民生活に必要な食糧とか、衣料原料
更に衣料原料について内需確保の問題にお触れになりましたこと、御尤もなお話であります。私どもが力を注いでやつておる点もこの点でありまして、従来一月一万七千梱くらいが内需向けにきわめられておりました。
経済安定本部が生活安定本部になつてもらいたいということでござい与が、私ども今いろいろ施策しておりまする内容につきましても、国民生活に必要な食糧、衣料原料であるところの各種の纖維類というものについては、今お話のあつたような立場におきまして、その数量の確保と、価格の動きについては非常に意を用いておるのであります。
従つて先ほど私それぞれお答えしておりますように、輸入の形においての産業構造が多少の変化を受けることがあるとしても、常に食糧なり衣料原料であるところの纎維類についての内需向けのものについては数量的に意を用いている。現に綿等については国民生活の必要物資として、とにもかくにもこれが内需の数量増加と、その確保ということを図ることが一面国内における消費生活に対する安定の方向に持つて行くゆえんである。
私どもはそういう場合において是非とも食糧と衣料原料である繊維製品の確保については万全を期しておるのでありまして、今御案内のように繊維製品についてはかなり値上りがある。
原綿の入り方というものは、アメリカのほうもその点に非常に注意して、私どもは食糧の確保と衣料原料の確保は、あらゆる思想的な煽動に対する最も必要なものであつて、これが少くなつて国民が因るようなかつこうにすると、そこにつけ込む者が多くなる。これはしつかりとしてもらいたいというようなことで、それで原綿の綿布についての国内必需の数量を去年よりも相当量上げる。
○周東国務大臣 食糧の輸入に対して自信がないようだというお話でありますが、私は先ほど申し上げたように、ともかくも今日の状態においては関係方面に食糧輸入、あるいは衣料原料品の問題については、優先的に確保するように協力してもらえることになつております。
船舶の増強につきましては、たびたび申上げましたように、今日の必要なる原材料の輸入確保、又食糧の確保、衣料原料の確保等が一番重要な点でありますので、それらについての船舶確保については、新造船の増強に対し、又買船用般等に関する計画を進めて、それに必要なる金融的、財政的措置を講じておるのであります。